2013年5月2日木曜日

代表のワントップは・・・つづき

ザッケローニが就任して間もない
アジア杯では、最終的に決勝でオーストラリア相手に
豪快なボレーを決めたFW李忠成がヒーローになり

ワントップの人選が難しくなっていくかなと思いましたが

その後、李忠成は
当時のプレミア2部相当のサウサンプトンに移籍
サウサンプトンは昇格目前だったので
来季からはプレミアで日本代表FWの活躍が見れるかもと
思った矢先にケガをしてしまい

その後、満足な出場機会は得られず
直接関係はありませんが、入れ替わりで
吉田麻也はチームの信頼を得て、活躍していくようになり

一方、李はJリーグFC東京に移籍、現在に至ります

その後も代表の試合では基本的にワントップには
前田が使われ、後半からパワープレーなどのときにハーフナー
といった使い方が固定されていきます

昨年のヨーロッパ遠征では練習中の前田のケガで
急きょ、Jリーグで得点ランク1位を独走していた佐藤寿人を招集

佐藤本人も結果を出し続けての久しぶりの代表で
気合が入っていましたが
結局は使われずに、なんと本職ではない本田をワントップに!

本田ワントップ作戦は南アフリカ杯で岡田監督が採用して
を奏しましたが

あのときはトップにボールをキープできる本田を置いて
少しでもボールポゼッションを高め
なるべく相手に攻撃させないための
言わば逃げの作戦で、W杯という負けられない
真剣試合だからこそとった作戦なので

ガチで欧州の強豪南米のチームと対等にやるには
やはり本田はトップ下で、それ以外に
しっかりボールが収まるトップが必要です。

その後、岡崎のワントップも試しましたが
やはり前田のほうが上手く機能していたし
Jリーグで調子の良い豊田も呼ばれないので

現状では前田遼一が
ザックのファーストチョイスなのは理解できますが

かつてドイツのフランクフルトで得点を量産し
オシムジャパンで頼れる兄貴として活躍した高原のように
勢いがあり、リーグ戦で得点しているなど

FWというポジションはボランチやディフェンスなどとは違い
その時の調子や勢いなどに左右される部分も大きいと思うので
素人的な考えでは、常に固定ではなく、その時、その時で
ベストな状態の選手を選択するというのも面白そうだと思うのですが

そう考えると、現在Jリーグで調子を落としている前田よりも
オランダで10ゴール目を記録し、勢いのあるハーフナーを
ファーストチョイスで見てみたい気もします

でもそうやって試合の度に調子の良いFWにコロコロ変えてたら
コンビネーションとかの問題もあるんだろうなぁ
監督も難しいですよね・・・

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